LCD2690WUXi 赤筋病から復帰 [コンピュータ]
LCD2690WUXi ムラ補正機能動作不良の件ですが、本日修理から帰ってきました。当初 NEC が言っていた通りまるまる2週間かかりました。ハイエンドディスプレイは修理できる施設・処理能力が限られているとのことなので仕方ないですね。(そのために代替機を貸し出してくれるわけですし。)
修理伝票を見てみると「症状を確認できませんでした。」 ななんと・・・。ムラムラしてる画像(モニタをデジカメ撮影したもの)のハンドコピーまで渡したのになぁ・・・。「念のためLCDユニットの交換およびテストを行いました。」とのこと。
なんだ、直ってるやんけ。LCDユニット交換ということで心配していたドット欠けも皆無。よかったよかった。
今回の修理で問題だと感じたことは、まずプロも使うであろう(というかそっちの方がメインユーザー層?)ハイエンドディスプレイの修理を「いきなりインターネットにつながんなくなっちゃいましたー。」のような低級な用件を受け付ける一般修理窓口が担当していること。(NECフィールディング株式会社が一括して行っている模様) 専門用語や、突っ込んだ話が通じません・・・。
私:「ユニフォミティが・・・」
サポート:「は?ゆに?」
私:「あ、画面の表示ムラが・・・」
次に、MURACOMPの補正テーブルズレを「故障」としか扱っていないことです。ナナオの ColorEdge CGシリーズの場合、定期的に行う「調整」としてユニフォミティ補正データベースの更新を行ってくれます。
ごくごく一般的に見れば、こんなムラで「モニタがぶっ壊れてる」とは言い難いです。ですが、このレベルのモニタを買うユーザから見れば「問題有り」なのも事実です。(そもそもムラを補正できることが製品のウリになっているわけですからね。) そのため、個人的にはぜひ液晶ディスプレイ、またはハイエンド液晶ディスプレイ専用のサポート窓口を用意して、MURACOMP調整サービスを(有料・無料はさておき)別途保守サービスとして用意すべきだと思いました。
今回は完全回復したので文句はありませんが、今後 LCD2690WUXi が経年劣化してきたときにどうなるか心配です。それにしても、やっぱり広いモニタは(・∀・)イイ!!
● おまけ
▲ LCD2690WUXi : MURACOMP OFF(左に向かって青くなっている)
▲ LCD2690WUXi : MURACOMP ON
※ 画像は表示ムラをわかりやすくするために、画像処理で強調しています。実際にここまでのムラは感じません。
※ この記事の内容は、LCD2690WUXi 製品レビュー(http://miyahan.com/me/report/computer/070125_WUXGA_LCD/LCD2690WUXi_3.html#AkaMura)に統合しました。
「症状が確認出来ない。」とはなかなか
今後不安になる診断結果ですね。
このクラスのモニターを売る時のサービスっていうのは
もっと出来てないといけないと思うのですが、ちょっと不安ですね。
こういうサービス面で固定客つかまんと行けないと思うんですが、
もうちょっとがんばって欲しいものですね。
とりあえず赤筋出ませんように。
by 最近ポチった者 (2007-07-11 12:59)
まあ、症状が確認できないのに、液晶ディスプレイで一番高価な部品である液晶パネルモジュールを交換しちゃうあたりがNECの寛大さなんでしょうかね(笑) 筐体や基盤はそのままで本当にパネルだけ取り替えています。他のメーカーだったら「はいはい、新品交換」となるところでしょうけど。
by ミヤハン (2007-07-11 18:03)