Nespresso 秋限定カプセル「カザール」がうまい！

　ネスプレッソ 2010年秋限定カプセル「KAZAAR(カザール)」が出ました。ここ数年の限定カプセルは、どれも浅煎りで、苦みよりも酸味が強い軽めのキャラクター（フルーティーっつうの？）が多くあまり興味がなかったのですが、今回は深煎りで力強いフレーバーが魅力とのこと。10段階で分類されている「味わいの強さ」は、「リストレット」「インドリヤ」が最高の"10"をマークしていましたが、カザールはこれを振り切って"12"となっています。これは期待。

　届いたものを見ると、パッケージもカプセルも美しい藍色をしています。初めての "Limited Edition" に気持ちを高ぶらせつつ、さっそく抽出。深煎りを思わす素晴らしい香りが部屋に広がります。クレマも非常に濃厚です。肝心の味は、予想通りの力強くまっすぐな苦みと、深いコクをもった深煎り好きにはたまらない一品。かなりローストしていますが、かと言って市販の豆にありがちな焦げ臭さや渋みはなく、スモーキーなのにクリアな口当たりです。うーむ、これぞエスプレッソ！！
　私はおこちゃまなので、カフェ・ラテ、カフェ・モカ、たまーにカプチーノで飲むのですが、ミルクとの相性がこれまた抜群。大きなタンブラーにアイスを入れて、ミルクをなみなみ注ぎ、カザールを１ショット。ほどよい苦みと、ミルクに負けない力強いフレーバーが漂い、非常に飲みやすいアイスラテの完成です。一方、ホットだと個人的にちょっとキャラが濃すぎる気がします。

・アイスラテにカザール
・ホットラテにカプリチオ
・真夏に飲みたいリストレット
・異国の香りアルペジオ
・夜のひとときインテンソ

うーん、気に入った！！季節限定カプセルは、期間ではなく数量限定らしいので、人気があればすぐに売り切れてしまうとの事。いまのうちに買い溜めしておくべきか。レギュラーインしてほしいなぁ。




たっぷりのミルクを注いでも香りと味は健在。濃厚なクレマのおかげで、スチームを当てなくても、まろやかな口当たりのラテが楽しめる。

　ところで、いつのまにか物欲に負け、TAVOLA SWISS の CAPstore Vienna を買ってしまった。アルミ製なのはいいのですが、けっこうバリが残っていたり、カプセルが引っかかって取りづらいなど、Vista 40 よりも使い勝手が劣ります。

カザール、デカフェ・インテンソ、カプリチオ で三原色。きれいだなぁ。