使い切ってもちゃぽちゃぽ言うエプソンインク [コンピュータ]
CNET Japan 記事「中国国営放送、ニュース番組でエプソンのプリンタインクを問題提起」より
http://japan.cnet.com/column/china/story/0,2000055907,20345607,00.htm
中国の国営放送CCTVのゴールデンタイムに放送されるニュース番組「新聞聯播」が、エプソン製のインクジェットプリンタについて、インクを使いきっていないにも関わらず「インクを全て使い切った」と表示したと訴える消費者を紹介し、エプソンの該当機種に問題があると報道した。 (中略)そこで広州市の製品質量監督検験所が検査したところ、黒色インクについては30.9%、カラーインクは58.2%が残っていたことが判明。
EPSON の使用済みインクカートリッジにまだインクが残っているというのは、結構有名な話です。現在エプソンのプリンタで多く使われている IC2x、IC3x、IC4x系カートリッジは 15ml インクが充填されていますが、使い終わってもまだ 3ml〜5ml のインクが中に残っています。つまり下手すると 1/3 のインクをそのまま捨ててしまうことに・・・。
もしインクカートリッジ1本を900円と仮定すると、残った3ml分の価値は180円。4色プリンタなら720円、6色プリンタなら1000円を超えます。つまりインクまるまる1本分です。警告ランプが点灯し、使えなくなったインクカートリッジを振ると「チャポン、チャポン」と音が鳴ります。正直、頭に来てしまいます。
我が家には2台のEPSONプリンタがあり、どちらも顔料系のインクを使用しています。この顔料のとりこになってしまったため、エプソンから離れられないんです。そこでメインで使っているリビングのA4プリンタ:PX-V630 は大量に出力するし、カラーマネージメントもしていないので詰め替えインクを使っています。
継ぎ足し充填できるので、今回の問題である残ったインクが云々 という事も起きません。最近の詰め替えインクはめちゃくちゃ進化していて、非常に手軽・高品質。そのおかげで、コストを一切気にせずに紙出力できるようになりました。
詰め替えインクについてはまたの機会にでも。
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