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Mac OS X 10.6.3、QuickTime 7.6.6 でMPEG2の音声が出ない不具合 [コンピュータ]

 Mac OS X 10.6.3・QuickTime 7.6.6 にアップデートすると、QuickTimeフレームワークを利用するアプリケーション(QuickTime Player 7、QuickTime Player X、MPEG Streamclip等)において、Apple MPEG2 Playback component によるMPEG2ファイル再生時に、音声が出ない不具合について。

 原因はどうも古い QuickTimeMPEG2.component のサポートが打ち切られた模様。正規な方法でコンポーネントをインストールした場合は、ソフトウェア・アップデートで最新版にアップデートされますが、直接コンポーネントファイルをライブラリフォルダにコピーした人は古いままの可能性があります。

・QuickTimeMPEG2.component 6.4.1:音声が出力されず
・QuickTimeMPEG2.component 7.6:正常

 しかしアップデートすればめでたしめでたし、ではないユーザーもいまして・・・。MPEG Streamclip というフリーの定番MPEG編集ソフトは、QuickTimeMPEG2.component 6.4系じゃないと正常にうごかず、7.6系を使うと動画が再生されない(映像が固まったまま・音声がでない)不具合が発生します。その問題に対処するため、古いバージョンをあえて使い続けていた人もいるはずです。

 ただ何にせよ、古いバージョンでは QuickTime Player でも音声が全く出ないわけですから、アップデートするしかないですよね・・・。MPEG Streamclip の公式サイトをみても「最新版じゃ動かないから、古いのを使ってね!」と全く対応する気なしの様子・・・。

※なお独自にデコーダを持っている(QuickTimeに依存していない) VLC 等はこの不具合の影響は受けません。

<4/10追記> MPEG Streamclip 1.9.3b3 がリリースされました。しかし、なんと最新版ではなく、2006年リリースの 6.4.1 に対するフィックスのようで、最新の MPEG2 playback component では相変わらず映像も音声も再生されません。本気でレガシーバージョンしかサポートしないつもりのようです・・・(汗

http://www.squared5.com/svideo/mpeg-streamclip-mac.html
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