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充電式ハンディークリーナー比較(Panasonic vs dyson vs makita) [家電・AV機器]

充電式ハンディークリーナー Panasonic MC-B10P , Makita CL142FDZW , dyson DC31 motorhead

 身の回りがちょっと汚れたとき、さっと手軽に使える充電式ワイヤレスハンディー掃除機。今回はその定番機種について比較レビューしたいと思います。

比較するのは以下の3機種
  • Panaosnic MC-B10P (現行機種は MC-B20JP)
  • dyson DC31 motorhead (現行機種はDC34 モーターヘッド)
  • Makita CL142FDZW (Li-ion 14.4V、紙パックタイプ)
機種名重さ バッテリ種別 動作時間 吸込仕事率
 パナソニック MC-B10P 1.2kg Ni-Cd 25分 〜 8分(非公開)
 ダイソン DC31 MH 1.3kg Li-ion 10分 〜 6分38 〜 65 W
 マキタ CL142FDZW 1.4kg Li-ion 40分 〜 20分9 〜25 W

■ 外観・持ちやすさ
HandyCleaner_overview.jpg

 大きさは Panasonic が群を抜いて小振りで、逆にマキタが一番大きい(というか長い)。ダイソンが一番持ちやすく、マキタが重心が比較的前方にあるためやや疲れやすい印象です。重さは 1.2〜1.4kg とあまり変わらないためか、そこまで大きな差は感じません。
 
 スイッチはパナソニックがレバー式、マキタがボタン式(旧機種は押しっぱなしにしないと動かず非常に不便なので注意)、ダイソンが引き金式(スイッチを引いている間だけ運転)です。ダイソンは実際に使ってみると不便さを感じませんでした。トリガーを引いた瞬間にモーターがトップスピードで動作するので、ゴミを吸うその瞬間だけトリガーを引けばよいのです。逆にフローリング一面を掃除するといった場合は、ずっとトリガーを握らなければならず指が疲れますが、そういう用途で使う製品ではないでしょう。マキタはフックにつり下げられるようストラップがついています。工具メーカーらしい配慮です。
 
 マキタとダイソンは吸い込み口が丸いため、100円ショップで売られている様々なアタッチメントが使えます。(ダイソンは差し込み口が浅いため、ものによっては差し込み部分を短く切り落とす必要あり) 一方パナソニックは、独自の長方形をしているため純正アタッチメント以外使用することができません。これは大きな盲点でした。
 
 
■ 吸い込み能力
 予想通り、ダイソン > マキタ >> パナソニック でした。特にパナソニックは昔ながらの「つかえねーハンディークリーナー」といった感じで、フローリングに落ちた食べかすくらいは吸いますが、ソファーについた髪の毛くらいで歯が立たなくなります。一方マキタはカーペットの掃除などはさすがに無理がありますが、普通の掃除機として使えるレベルです。さらにダイソンとなると、そこらの掃除機を軽く凌駕しています。とてもこのサイズのモーターが吸い込んでいるとは思えません。私は DC31 付属のモーターヘッドを布団掃除につかっていますが、もはや空気清浄機レベルの非常に細かい粉じんまで吸い取ってくれます。DC31で吸った布団は、干した際に布団たたきで叩きまくってもホコリが出ません。そのくらい高性能です。
 

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台風15号で帰宅難民大量発生。なぜ民衆は学習しないのか [日常の話題・暮らし]

dst11092118230054-p4.jpg 台風15号の影響で首都圏の交通網がマヒし、帰宅難民が大量に発生中とのこと。全運休を知らせる新宿駅の電光掲示板、人ゴミであふれる渋谷のバスターミナル、来ないタクシー、渋滞で動かないバス。そんな光景は3月11日の東日本大震災そのものだ。

 足止めを食らった人々の多くは、会社や学校帰りといった日常生活中だろうから、3.11のときも同じように足止めを食らった人も少なくないはず。あれだけの大混乱を経験し、大規模災害時のリスクとして社会問題にもなったのに、また全く同じ事を繰り返している。まるで成長していない。

 今回は3.11の教訓があり、台風の進路や規模が1日以上前から予測できていた(予測精度もかなり高かった)。それにも関わらずこの有様である。雨宿りでもしてたのか、電車から降りた客がホームに居座ったため、雨風の影響を受けない地下鉄もがダウン。

なぜ、すべての電車が止まっており、動く見込みが全くない情報が流れていながら、人々は駅に殺到するのか
なぜ、数時間で台風は通り過ぎることがわかっていながら、人々は豪雨と強風のなかを歩くのか
なぜ、人々はまったく無意味な上、非常に危険なビニール傘を必死で構えるのか
なぜ、他の県は大規模停電や死者などと深刻なニュースばかりなのに、東京だけコミカルなニュースばかりなのか

まあ気持ちがわからないこともない。雷が鳴ると内に秘めたものがざわつく感じがするし、雪が降れば外に飛び出て雪にダイブしたくなる。東京はきっとお茶目な人が多いのでしょう。猛烈な風の中、くるくる回りながら骨だけになった傘と戯れている人々をみると、なんだかこちらも楽しい気分になってきます。

もちろん、それが人ごとである限りの話ですが・・・


Flash Player 11 で Flash が得たもの・・・ [コンピュータ]

flash.png 先日、Adobe が Flash Player 11 RC (リリース候補版) を公開しました。本バージョンの特徴は、なんといっても 64bitサポートでしょう。Windows XP x64 Editon の発売が 2005年、Mac OS X 10.5 Leopard の発売が2007年であることを考えると、いったい何をしてたんだ?というくらい遅い。Photoshop なども 64bit や 新OSのサポートが遅いことで知られてるし、Adobe Systems そのものが時代の変化に柔軟かつ迅速に対応できないのかもしれません。

 さて、さっそく Flash Player 11 RC をインストールしてみましたが、特に変わった点はありません。Safari 5.1  との相性もすこぶる最悪です。ところで、世間で呪文のように言われ続けている 64bit ですが、その最大のメリットは広大なメモリ空間です。64bit化によりOS・アプリケーションは 4GB を超えるメモリを扱えるようになります。

Flash Player も 64bit化を喜んでいるのか、さっそく、とんでもないメモリの使い方をしてくれています。


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Nespressoカプセル管理ツールを作る [コンピュータ]

 2年ほど前から Nespresso (ネスプレッソ) というエスプレッソマシンを愛用してます。ネスプレッソの特徴は、なんといってもコーヒー粉を詰めた "カプセル式" にあります。これにより、豆が空気に触れないため酸化を防ぐことができ、エスプレッソマシンに付きものの面倒なセッティング・後片付け・メンテナンスが不要になるという画期的なシステムです。そのかわり、カプセルはリテールショップでしか購入できず値段が高め(プリンタインク商法と同じ)、豆が選べないといったデメリットもあったり。

 さて本題。ネスプレッソを運用する上で重要なのはカプセルの在庫管理。私は NexTock という大変便利な在庫管理ツールを使わせてもらっていました。しかし、Mac OS X 10.7 Lion (というか WebKit2??) にアップグレードしてから利用できなくなってしまいました。Web版はフォントがぐちゃぐちゃに崩れて見えないし、スタンドアロン版は OSStatusエラー とやらで起動すらしない。まあ、前からお手入れ時期通知機能が何ややっても「あと-1日」とかバグだらけではあったけれど。

NetTock_bug.png

このままじゃ困るので、この際ツールを自作することに。

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Corega CG-HDC4EU3500 + HGST 5K3000 のランダムアクセスが遅い… [コンピュータ]

RAID_BOX.jpg

 最近、動画ファイルを撮り貯めていたRAID0 (1TB x 2 = 2TB ) の残り容量が心許なくなってきたので、容量アップ、ついでに冗長性確保ということで、RAID5アレイを作ってリプレースすることに。

 RAIDケースは、Corega CG-HDC4EU3500 をチョイス。Macユーザ御用達の Hydra 800+ と同じチップを使っているらしい。FireWire が無いだけでこの格安っぷり。HDDは日立の5K3000をチョイス。今回初めてリテール品なるものを買う。メーカー3年保証がついており、ご丁寧に梱包された化粧箱入り。(保証無しはサムスンで懲りたよ…)

 CG-HDC4EU3500 には SATA を eSATA ポートに変換するブランケットがついているので、Mac Pro Mid 2010 の空きスロットに装着し、SATAは光学ドライブ用ポートに接続。

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